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肉屋のおっちゃん

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名前:はまちょす 投稿日:2021-05-16

昔ながらのお肉屋さん。減りましたよね。
店中でコロッケ揚げてる店とか。
縁があり、障がい者施設で働かせてもらえるようになり、施設から歩いて二分もかからない所に肉屋さんがありまして。

家族総出でやられてるみたいで、従業員皆様パワフルw
体格もみんな立派でw

今はこんな感じで笑いながら言えますが、はじめは指にタ◯ゥーがある元ヤンみたいな娘さんに圧倒されてビビりまくりで、こわばった顔で無言で置いてあるコロッケ指差して買ってたなとw

なかなか馴染めず、肉屋さんから足も遠退いていたのですが、働いて三年くらいで母が亡くなり独身不器用料理しない、毎日11時間労働でくたくたのハゲ老人は、スーパーに行く時間も惜しみ、週三回くらい肉屋さんにコロッケを買いに行くようになりました。

肉屋の大将も(店のご主人)お得意様になったわたしに声をかけてくれるようになってくださいまして。

「兄ちゃん(ハゲの事ねw)最近よく買いに来てくれるなぁw」ま、週三回計20個はコロッケ買うわけだしw「兄ちゃんバランスよく食べなきゃw」

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わたしは正直に、嫁さんもいないし、料理しないしスーパー行く時間ももったいないし、なによりここのコロッケ飽きないし安いしうまいからと、説明。
すると、その日を境になぜか従業員皆様がハゲに優しくしてくれるようになりw

「予約してくれたら、唐揚げトンカツ串カツも揚げるし、モツのフライも取っとくわよ」と奥さん。

おかげで、昼のお弁当夜のメインディッシュのバリエーションも増えましたw

予約できず閉店間際に行くと、タ◯ゥーの娘さんが笑顔で料金おまけしてくれたり、どうせ売れ残りだからと、コロッケいくつかくれたりと、ほんと良くしてくださって涙。

仕事は色んな事があり、辞めたくなる時もままあるくらいきついけど、肉屋さんに行くとなんかホッと出来て、ほんと癒しの空間でした。

ある日、

うちの施設の裏にある空き地に明らかに柄の良くないw改造車が駐車しだして
うちも利用者様(お客様)の送迎で、停める事があるし、ま、お互い様だなって感じでいたのですが。

ただ停め方がめちゃくちゃw
きっちり停めてくれたら五台は楽に停められるスペースがあるのですが改造車さんは、我が道を行く感じで大袈裟に言えば、三台分のスペースを贅沢に使って停めに来るので、普段ここに停めに来る近所の方が、うちの施設の入り口近くに停めて行ったりと、もう朝夕方の利用者様の送迎時間には車を動かせない等パニックに。

晴れだとまだ遠くに車を停めて車椅子の利用者様を移動させたりは出来るのですが、雨だとまぁ最悪。

ある日改造車の運転手(若いやんちゃ風なお兄さん) がそれこそ、いつものようにタップリスペース取り車を停めている時に遭遇。

気の弱いわたしは見て見ぬふりをしてw

通りすぎようとしたのですが、一緒にいた血気盛んな若者職員が、このお兄さんに
「停めるのは勝手だけど。他の人も停めれるようにしてくれません?」とw
お兄さん「われの土地か?あ?」

あーた、やっぱりこうなるわなとw

次から三台分のスペースどころか、その兄ちゃん車を横に停め出して、つまり彼以外の車を停める事が不可能になってしまって。

若い職員は自己嫌悪に陥り、休みがちになりうちの施設前に違法駐車が明らかに増え、職員みんなが利用者様に負担かかるよなと心を痛めてました。

ある日またそのお兄さんと空き地でわたしなるハゲが運悪く遭遇w
「文句あるんか?ハゲのおっさん」
わたしはビビりまくり苦笑するしかなくw
その時怒声が響き渡りまして
「◯◯(この兄ちゃんの事かな)!お前何してんだ!」声の主は肉屋の大将。

明らかにお兄さんの態度が変わりましてw
「このおっさんが喧嘩売ってきたからだ」と。

喧嘩売るどころか、駐車についてもなんも言ってないわw

大将「お前の車のせいでうちの肉屋に来るお客様も車停められないんだが?」

明らかにびびるお兄さん。

大将「てかよ、ここの障がい者施設の職員さんが、日頃空き地の草刈りしてくれてるから、お前も車を停める事が出来てるのわかってんのか?」

ますますびびるお兄さんw

大将「停めるのは、お前の勝手だが、障がい者施設の職員さんに迷惑かけるんなら、警察なり議員なり役場の職員なり、おまえの親父なりに話つけてもいいんだぜ?」

ここでお兄さんはギブアップw

お兄さん「最近弟が車を買って、停めるとこなきてさ、ごめん。おっちゃん」

大将「家族思いの優しい兄ちゃんじゃねーか」「それなら、近所の人にも優しくしてやれや」

お兄さんは車を真っ直ぐに停め直し、何度も大将に頭をさげ、帰っていった。

わたしは「ありがとうございます大将」と礼を言うと大将は、「もっと早く注意したら良かったなガハハ」「兄ちゃん(わたしハゲの事。)優しいからな」

わたし「へ?」

最初泣きそうな顔してコロッケ買いにきてたじゃねーかwとおじさん。

次は不機嫌極まりない怒った顔してたりw。わたしは(ハゲ)そんなに仕事のせいで荒んでたのかとw

大将「優しくなったほんとに。障がい者施設の職員にはまってきたんだろ。偉そうですまねーなwガハハ」
「また買いにきてくれな。みんな兄ちゃんの笑顔楽しみにしてるからさ」

駐車トラブル解決してくださっただけではなく、わたしの仕事まで認めてくれた大将。

あと何年働けるかはわかんないけど、コロッケ楽しみに頑張れたらいいな。

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