名前:みぃ 投稿日:2015-05-02
私の家は両親共働きということもあり、ほとんどの時間を祖父母とすごしていました。
二人ともとてもかわいがってくれて、
私も祖父母が大好きでした。
昔から病院が嫌いで何かあるとみぃちゃんここが痛いんだけど、、と相談してくる祖母。
「みぃちゃんがやるといつもよくなってお医者さんみたいだね」
といってくれました。
私が大学入学が決まった頃、祖母の癌がみつかりました。
寮生活だったため休みの日しか帰ることができず、やっとこの授業がおわれば帰れるとおもっていた矢先に母から1通のメールが届いた。
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〔おばあちゃんが今亡くなりました、、〕突然涙が溢れ、急いで家に帰りました。
そこにいた祖母は今にもおかえりと起きてきそうに眠っていました。
母が近寄ってきて
「容態が急変したのよ、、みぃちゃん痛いよー助けてーってずっと言ってたのよ」
といわれ、涙が止まりませんでした。
それから毎日毎日祖母のことを思い泣いている日々でした。
祖父も少し人が変わってしまったと母から電話で聞いていました。
そんなある夜、天井をみていると光のようなものが集まってきて「みぃちゃん悲しませてごめんね」と語りかけてくるのです。
まさしく祖母の声でした。
そしておじいちゃんのことが心配だからみぃちゃん守ってあげて、、と。
それ以来泣くことはやめました。
私が泣いてばっかいるとおばあちゃんが成仏できない、そして残されたおじいちゃんに悲しい思いをさせないよう私がそばにいてあげようと。
それから結婚しましたが、子供もつれてよく遊びにいきました。
ある時から急に連絡がこなくなり、電話もでなくなりました。
家にもいなく、心配していた矢先、母から入院しているらしいと聞き急いで病院にむかいました。
そこにいた祖父は元気だったもののすっかり痩せ細り別人のようでした。
そこから毎日病院にかよい、5日後には退院もきまっていました。
その日の昼間、容態が急変し病室が変わったと連絡があり急いでいくと、何事もなかったかのように手をあげて笑っている祖父。
びっくりさせないでよーと笑いながらたくさん話をしました。
安心した反面、なんか嫌な予感が離れず泊まっていこうとおもいましたが、子供もいたため帰ることにしました。
「また明日くるからね」
というと、
「一人でいるのは寂しいなぁ」
という祖父。
途中がよく聞こえませんでしたが、そう聞こえたためまた明日絶対くるからと病室をあとにしました。
その夜、病院から電話があり、容態が急変したのですぐにきてください!と。
頭が真っ白になり車中でなんで泊まっていかなかったかと後悔していたとき、ふとあの言葉がよみがえりました。
「一人でい‥は寂しいなぁ」
〔いるのは〕じゃなくて〔逝くのは〕だったんだとそのとき気付きました。
神様に助けてくださいと祈りつづけました。
呼吸はもどったもののとても苦しそうで脳に損傷をうけたため話すことも動くこともできなくなってしまいました。
それから毎晩病院に泊まりました昔のように戻ってくれることを祈りながら、、
お盆にはいりお墓参りにいくと、一匹の蛙が墓の前にいました。
帰りに祖父のところにより、お墓参りしてきたからねと伝えました
2週間たっても状況は変わらず、毎日とても苦しそうに息をする祖父。
母に「もう楽にさせてあげたいね。なんか未練があるのかね。」といわれ、考えていました。
ふと、お墓参りにいこうとおもい、いってみるとあの蛙がまだいるのです。
一歩も動かずまるでお墓を護るように…
その時なぜか私にはおばあちゃんが護っているようにみえたのです。
まるでおじいちゃんを失って私が悲しまないように、、
その蛙を優しく包みこみ、「ありがとう。悲しいけどもうこれ以上苦しい思いをおじいちゃんにさせたくない。私は大丈夫だから。楽にさせてください。」と言いながら逃がしてあげました。
その次の日祖父は静かに息をひきとりました。
おじいちゃん、おばあちゃん、元気にしてるかな?
私のおじいちゃんとおばあちゃんが二人で本当に幸せでした。
本当に今までありがとう。
