名前：通りすがり 投稿日：2013-07-15

仲の良い友人の奥様が亡くなった。

遺族の友人と、制服姿の娘さんが気丈に迎えてくれた。

淡々と翌日の告別式は出棺を手伝うように依頼され、
救われる思いがした。

出棺前のお別れを待っていたら「おかあさん！」と娘さんが泣き叫びながら、棺にしがみついていた。

友人が男泣きしながら娘さんはをとりなして棺が運ばれた。

降りしきる梅雨の雨と遺族の大粒の涙で迎えた出棺は、
これを書く今も泣けてくる。