名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2016-12-23
394 :おさかなくわえた名無しさん:2007/09/07(金) 22:38:00 ID:Tz7LhDCG
こどもの発達がちょっとゆっくりで、保健センターに通っている。
母子教室みたいなのの最中、おばあちゃんと男の子が二人迷い込んできた。
「すみません、里親会の集まりの会場はここでしょうか?」
私は、トイレに行く時、貼り紙を見ていたので、
「それなら、上の階の○○室ですよ」と教えてあげた。
おばあちゃんは、頭を下げながら男の子達の手をしっかり握って去っていった。
でも、○○室って引っ込んでてわかりにくいんだよな~と思い出し、
SPONSORED LINK
案内した方が良いかなと思って子供を先生に預けて追いかけた。
その時、前方から聞こえてきた漫画みたいな会話
男の子(小)「さっきのが『おかあさん?』」
男の子(大)「うん、あんな感じ。でも僕らのおかあさんはおばあちゃんだから!(小)君と僕が違うところで生まれても兄弟みたいに、ほんとうのお母さんでなくてもおばあちゃんがおかあさんだから。」
男の子(小)「うん、綺麗なおかあさんたちよりおばあちゃんが一番優しいね、きっと。」
おばあちゃんはただただ交互に男の子2人にほほえみかけていた。
その笑顔はただただ優しくて、
このおばあちゃんがこの男の子達にどれだけの愛情を注いでいるのかわかるようで、
何だか泣きたくなった。