名前：親父ありがとう 投稿日：2009-10-26
初めまして。翔子です。
このサイトを知ったのは
友達が見つけて私に
勧めてくれたので知りました。
私は今高校行ってれば２年です。
私は地元で有名な族にいて
バイク窃盗、恐喝事件を起こして
鑑別に入ったあげく
高校を退学されられました。
私は中２の頃に付き合った
彼氏の影響もあってどんどん
不良の道に進んで行きました。
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根っから私は男っぽい柄で
意味もない喧嘩に
毎日明け暮れてました。
当時の彼氏が族に入っていて
私はいつも族のケツでした。
でも日が経つにつれ私は
悪さが増して気づけば
女にも関わらず族の
頭にまで上がっていました。
女友達の中には私を
避け始める奴もいました。
当然家にも帰らず毎日
喧嘩、集会、バイクの暴走
ばかりでした。たまに
家に帰ると親父が待ち構えていて
私を怒鳴り散らし更正しろと言われ
殴り合いの喧嘩をしました。
ある日親父が倒れたって
連絡があってその日は何となく
親父の顔が見たくなったから
病院に仲間と行きました。
そしたら母さんが泣きながら
親父の状況を話してきました。
父さんは末期癌でもう長くない
親父が大嫌いだった私も
さすがにショックを受けました。
すると親父が突然私に
翔子。来い
とかすれた声で言ってきました。
私は恥ずかしさから何だよと
冷めた態度で親父の元に行きました。
親父はこんな手紙を渡してきました。
翔子。お前は族なんかに
入れる程強くなったんだなあ
俺は翔子が帰って来る度に
殴って怒鳴ってたな
悪いことした ごめんな
お前は俺が嫌いだろ？
だけどな翔子。これだけは
言わせてくれ。強さってのは
喧嘩が強いことじゃない
自分を犠牲にしてでも
誰かを守るために戦える真の
強さを本当の強さって言うんだ
それを忘れるな
お前のその真の強さで
母さんを守ってやってくれ
頼んだぞ
じゃあな 翔子
私は病院を飛び出して泣きました。
そして私は族と足洗って
母さんを守ろうと思いました。
次の日親父は死にました。
私は今親父がやっていた
大工の仕事を受け継いで
女大工として働いてます。
親父ありがとう。
今まで迷惑かけでごめん。
でも今だから言える。
私親父が誇らしいよ。
それと私結婚するんだよ
空から祝ってな。
私絶対幸せになるから。
真の強さを知ったから。
長文すいませんでした
どうしても書きたくて
ＢＹ…翔子