名前:中島 投稿日:2009-09-25
投稿日:2008/08/31 投稿者:中島
みなさんは、生まれて初めてできた友達の顔を覚えていますか?
私ははっきりと覚えています。
名前も声も。
そして心の真ん中に強く染み着いています。
それは、あの出来事があったからこそだと思っています。
今から13年前、私たちは地元の幼稚園で出会いました。
内気な私に声をかけてくれたのが彼女でした。
それからはずっと仲良しで、私のお姉ちゃんのような存在でした。
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小学校にあがり、4年生のある日。彼女の頬が腫れているのに気がつきました。
ちょうどおたふく風邪のように...
最初は、彼女も両親もおたふく風邪か何かだろうと、あまり気にしていなかったようですが、熱もなく、不思議に思って病院に行ったそうです。
その後、病院に行った彼女は
「脂肪が溜まっとったみたい!」
と笑顔で話してくれました。
その時はあんなに大変なことになるとも知らず、ただ軽く流していた自分に、今は自責の念でいっぱいです。
それから1年後..
彼女は何度となく検査に行くようになりました。
中学校になり、一学期の中間テストの前。
彼女は入院しました。
秋には退院しましたが、すぐにまた入院。
それ以降、彼女は学校にこれませんでした。
そして、中2の6月25日土曜日。
この日は決して忘れられません。
テレビでは『海猿』が放送されていました。
その途中、主人公がバディーを亡くした悲しみと闘うシーン。
ふと私は彼女のことが頭をよぎりました。
たいして気にはしなかったのですが、その日の夜寝る前に、お母さんの携帯のメールに気が付きました。
彼女のお母さんから。
件名:ありかとう!
親同士も仲がよかったので、お菓子でもあげたのかと思い、そのまま母に携帯を渡しました。
すると母が、
「え?うそやろ?」
わたしは何気なく
「どうしたん?」
と聞きました。すると
「Nちゃん死んだって」
頭では何も考えられなくて、ただ機械的に
「え~」
力ない言葉をはっすることしか出来ませんでした。
無意識に歯を磨き、無意識に髪を乾かし..
涙も出ず、何事もなかったように寝ようとしていました。
でもお姉ちゃんから
「Nちゃん死んだっちばい?」
その言葉に現実を突きつけられ、
「知っとるっちゃ!」
そう強く言ったものの、涙が止まらなくなっていました。
あのとき初めて、人を亡くす悲しみを知りました。
今もその悲しみと闘っています。
