名前:無名さん 投稿日:2010-11-20
434 :名無しの心子知らず :2006/12/16(土) 00:04:41 ID:UPYTvn0B
もしかしたらスレ違いかもしれないのですが…。
私が超未熟児(今では低出生体重児というのでしょうか)で生まれた本人です。
母が妊娠中毒症で、胎児(私)が子宮内発育不全、 妊娠8ヶ月、
週数で言うと28wか29wで私の心音が止まり、緊急帝王切開で生まれました。 800gくらいでした。
しばらくは挿管もされていて、NICUには結局3ヶ月程度入院していました。
それでも退院したときにはぎりぎり2000gあるかないかくらいだったようです。
そんな私ですが、今は18歳になりました。 特に大きな病気もせずにここまで来れました。
体格は標準より依然小さいまま(150cm 40kg)ですが、これは遺伝的なこともありますしね(笑)
一家そろって小さいので。
私は私がどのように生まれてきたのかを小学校2年生のときに母から知りました。
母は「ここまで元気に育ってくれて本当にありがとう。本当に頑張ったね。」と言って泣いてくれました。
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私は何も覚えていなかったんだけど、それでもすごく嬉しかった。今でもその日のことは忘れられません。そして、様々な事を乗り越えてここまで育ってきた知ったことで自分の命はかけがえのないものだと感じます。
絶対に自分の命を粗末にしようとは思わない。
だってもしかしたら助かっていなかったかもしれない命なのだから。
私が生まれたときのことを想像すると、今ここに生きていることが奇跡のように思えてくるのです。
こんなに小さいのにかわいそうと思うかもしれませんが、 もし許されるのならばたくさん写真を撮っておいてあげてください。
将来「あなたはこんなに頑張ったんだよ」と見せてあげられるように。
そして、いつか大きくなったら生まれたときの事を教えてあげてください。
きっとみんな誇りに思ってくれるはずです。
少なくとも私は誇りに思います。
最後に、私が生まれたのは18年前ですので、 用語等が今とは違って不快感を与えるものがあるかもしれません。
又、みなさん事情が違うでしょうから、必ずしも私の例が当てはまらないかもしれません。
その辺は何卒お許しください。
皆さんのお子さんの健やかな成長と幸せを願っております。
長文すみませんでした。