名前:癒されたい名無しさん 投稿日:2016-12-23
23 :癒されたい名無しさん:2007/11/17(土) 02:47:36 ID:OwARmhLN
高校の頃はあんま気の合う仲間がいないというか、俺が勝手に避けてただけなのか知らんけど、友達はあんまいなく、居場所なんてどこにもなかった。
そんな人間でも大学には入れるんだね。
そこでのサークルの話。
入部のきっかけは簡単。
ウザイ先輩のウザイ勧誘があまりにしつこかった。
人間嫌いに陥っていた俺は絶対に入りたくなかった。
勧誘文句も「大学で新しいことしようよ!」とか、「一緒に青春しよう!!」とか、ホントうっとうしかった。
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でもヘタレだから結局断りきれず入部。
24 :癒されたい名無しさん:2007/11/17(土) 02:54:21 ID:OwARmhLN
入部してからも先輩のウザさは変わらなかった。
ってか苦手だった。
勘弁して欲しい。
家に帰ったらメールきてカラオケとか苦手なのにつれてかれるし。
麻雀まで覚えさせられるし。
だらしない生活ばっかさせられる。
気付いたら、ほぼ毎日そのウザイ先輩と過ごしていた。
そんなこんなで3年目、先輩は一個上なので4年になって間もない頃だ。
亡くなった。
交通事故。
「なんで!?」って思った。
その瞬間、泣き崩れた。
失って初めてわかるって、こういうことだったんだ。
思い出してみると、その先輩は初めて俺に居場所をくれて、ウザイけどめっちゃあったかい人って気付いた。
俺が人間関係苦手って感づいて接してくれていたんだもん。
てか、振り返ったら思い出のほとんどに先輩がいた。
結構無愛想な感じで接してたのに、笑顔絶やさないタフで優しい人だった。
それなのになんで!?って思った。
25 :癒されたい名無しさん:2007/11/17(土) 02:56:05 ID:OwARmhLN
葬儀からしばらく時間がたち、そんな悲しみを忘れかけた頃、その先輩の(もし生きていたら)引退試合を迎えた。
ほとんど防戦一方で、明らかに相手ペースで、もうだめかなぁって思った。
先輩の引退なのになぁって。
見られてたらどうしようとか思った。
ふとボールをもったら、相手と1対1の局面になった。
ちょっと弱気になってパス出そうとした、その時。
「行けっ!!」っていう声が聞こえた。
ハッと気付いた俺は、迷わずゴールに向かって走り、ショットをゴールに叩きこんでやった。
今までの感謝の思い全部込めて。
止められる気がしなかった。
入るに決まってるって感じた。
俺と先輩2人分のショットだもん。
泣きそうになりながら打ったショットは、ゴールに突き刺さりました。
試合には結局負けたけど、あの声は一生忘れない。
ありがとうございました。
お疲れ様でした。
失礼します。
