名前:ゆう 投稿日:2012-10-19
そいつとの出会いは会社。同期入社で一緒に仕事を始めた。
そいつは年齢が3つ上だったけど歳なんか関係なくバカやったりしてた。
俺にとって親友だと思える存在だった。
お互い一緒の仕事して、悩んだり楽しんだりした。
部署が変わって仕事内容が変わっても、関係が崩れるわけでもなく、飲みに行ったりしたな。
でもあの日、お前が飲みに行ってる時に俺は仕事があったんだよな。
連絡が取れなくなって、家に帰ってきてないって連絡が入ったから仕事場の皆で探したんだ。
夜中だったし見つからなかった。
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でも次の日の朝に俺はお前を探しに行ったんだ。
でも見つからなくて、その後で警察から連絡があったんだ。
信じられなかったし信じたくなかった。
認めたくなかったって言い方の方が正しいかな?
あの時俺が止めていればこうはならなかったのかな。とか、なんであの時仕事休んででも一緒にいなかったのか。っていう後悔に押し潰されそうになった。
まだまだ死ぬには早過ぎるだろ?
まだまだお前とやりたい事いっぱいあったんだ。
やっと念願の赤ちゃんもできたじゃん。
名前も決めて、幸せな家庭にするんじゃなかったのか?
あれからもう3年たった。今では年齢は一緒になっちゃったけどそっちでまたバカやってるんだろうな。
6年間という短い間だったけど、俺にとっては最高の6年間だった。
お前にとってはどうだったのかな?
今は答えは聞けないけどいつか俺がそっちに行ったらその答えを聞かせてくれ。そんでまた一緒にバカやろうな。
また、いつか、あの頃のようにな。
そうそう、子供の事だけど、お前に似てかわいい子だよ。
俺の事はおっちゃんて呼んでるけどね。
お前の命日の日しか会えないけど、大きくなってるよ。
ちゃんと見守ってやれよ。
じゃあまたな。
この話を読んでくれた方へ
文才が無く読みにくく、且つとても短い内容で申し訳ありません。
ですが親友との思い出を思い出し、書かせて頂きました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。