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あの言葉と温もりに

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名前:無名さん 投稿日:2012-10-28

188 :恋人は名無しさん:2007/05/21(月) 02:28:39 ID:SzneO0JmO

俺には母以外の肉親・親族がいない。

母親だけが唯一の家族であり、肉親だった。

母は女手一つで俺を育ててくれた。

大学入学後、俺は母に負担をかけたくなかったから、学費や生活費をバイトで稼いだ。

そんな俺にも、やがて彼女が出来た。

同い年だ。

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バイトや学業が忙しくて中々遊べなかったが、それでも俺の側にいてくれた。

ところが、彼女と付き合い始めて一年半が経った頃、母が病に倒れた。

俺は母の看病やバイトに追われた。

ホントは一杯一杯だったけど、彼女の前では強がってみせた。

けど、母は仏となってしまった。

唯一の肉親・家族にして、俺を深く愛し慈しみ続けてくれた最愛の母。

俺は全てを失ったと思った。

人前や葬儀では平静を装ってたし、彼女の前ではやはり強がってたが、俺はとっくに限界に達してた。

母の看病にバイト、学業に家事等で身体もボロボロだった。

そんな中、出棺も終えて一段落した頃、彼女が俺の事を心配して部屋に来てくれた。

俺は平静を装い彼女を向かえた。

けど、彼女が俺の手を握ってくれた時、手の温もりが温かく、崩れる寸前の俺の心に入り込んできた。

俺は初めて泣いた。

有り得ないくらい。

痛いくらい悲しかった。

筆舌に尽くし難いくらい寂しかった。

けど、俺がしっかりしなきゃいけないから、踏ん張った。

けど、この夜、初めて彼女の前で泣いた。

子供みたいに。

彼女は俺を抱きしめ、「私がずっといるから。〇〇は一人じゃないから。」と言ってくれた。

あの言葉と温もりにどれだけ癒され、救われたか解らない。


本当にありがとう。

あの言葉と温もりに 現在 172pt 泣けた

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