ガン細胞が体中に転移してるらしい。
もうダメかも知れない。
オレも何回か病院に行ったがオレが行った時はいつもじいちゃんは寝てた。
話によると体中が痛くて騒ぐためモルヒネで落ち着かせてるんだとか‥‥‥
そして5月18日。
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じいちゃんが亡くなりました。亡くなる前日、夜中に呼吸が弱くなったと言う話を聞いた。
家族は夜中に病院に向かった。
オレも行きたかったけど変な話、亡くなってない状態じゃ仕事を何日も休む訳に行かず次の日も仕事に行くつもりでオレはいた。(この時点で2回ほど休んでる)
夕方5時、夜からの仕事の為寝てたオレに電話が掛かって来た。
オレが寝てるのを知った上での家族からの電話だったのでオレは全てを悟った。
電話に出ると泣きじゃくる姉の声で亡くなった事を知らされた。
オレは職場に電話して休む事を伝えてじいちゃんちに向かった。
じいちゃんちに着くとじいちゃんは布団に横になってた。
ばあちゃんは寂しそうに言った。
『こんなになっちゃったよぅ』
今も頭から離れない。
オレは線香をあげた。
涙は出なかった。
そして通夜と告別式まで2日あるからオレらは母親を残して帰宅。
不思議と涙は出なかったので平気だと思ってた。
電車に一人で揺られながらじいちゃんの事を考える。
ちっちゃかった時に遊んでもらった事。
元気だった時の事。
入院した時の事。
お見舞いに行ってじいちゃんが帰りがけに泣いてくれた事。
なんだか色々考えてるうちに悲しくなって来てオレは地元の駅に着いて外に出た瞬間に泣いた。
涙が止まらなかった。
そして通夜の日、昼過ぎオレは向こうに行った。
そしてお通夜が始まった。
みんな一点を見つめたままだった。
通夜は終わり旅館に泊まり翌日告別式をしました。
最後のお別れ
棺の蓋が開けられ1人ずつ挨拶をする。
ばあちゃんが歩み寄る。
今までまったく泣かなかったばあちゃんがその場に泣き崩れてしまった。
じいちゃんに覆い被さって声を上げて泣いてた。
オレらももちろん大泣き。
そしてオレもさよならをする。
こんなに冷たくなっちゃうんだね。
すごい痩せちゃってさ、辛かったんだろうね。
もうガンに苦しまなくて済むね。
そして花を入れて釘打ちもして火葬。
なんだか1月に入院してからあっと言う間だったな。
じいちゃんちに移動してオレはじいちゃんの遺骨の前でお酒を飲んでた。
これがオレなりの送り方だよ。
生前に一緒に飲みたかったね。
ちっちゃい頃に親戚が集まってバーベキューした庭もなんかやたら狭く感じる。
