名前:中二の時の話です 投稿日:2015-11-19
私は耳があまり聞こえません。
手話を使っています。
だから友達としゃべれなくて友達ができなくてずっとさみしい生活を送っていました。
ある日私が転校して新しいクラスになりました。
先生が私が耳が聞こえないことを言ってくれたみたいでみんなきてくれましたが、3日ぐらいするとこなくなって・・・
「こんなもんだよね」
と思ってた。
だけどある子が話しかけてくれて(以下Mチャンとします)
何だろと思ってたら、手話でゆっくりだけど
こ、ん、に、ち、は、
M、で、す、
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よ、ろ、し、く、ね、としゃべってくれました。
びっくりして固まってたら「50音しか覚えてないけど話したくて」としゃべってくれて、
うれしくてうれしくて泣いちゃって、ありがとうと伝えたら笑ってくれて。。。
その日からMちゃんと一緒にいるようになりました。
でも3年生になったらクラスが離れて喋らなくなってさみしかった。
するとそのクラスの上っていうかギャル系の子が来て、
聞こえなかったけど私の悪口を言っているみたいでした。
するとリーダーっぽいこが
ブ、ス
と手話で話しました。
手話話せるんだ!と思って嬉しかったけど、ただ私にそれを伝えるため二文字だけ覚えたそうです。
その日からいじめられるようになって・・・
止めようとしてくれた子もいたけど逆らえないみたいで皆みてみぬふり。
頭に水かけられるとか
背中に油性で悪口書くとか
ペンを割るとか
見えないところにあざつくるとか
ちょっと苦しかったです。
そしていつものように嫌がらせにあっているとリーダーっぽいこがバーンと離れてびっくりするとクラスの子でした。
よく見ると一人じゃなく5人、Mちゃんもいました。
大声だったのでかすかに聞こえました。
「最低だね!私ちゃんは耳が聞こえないだけでもすごい苦しいと思うのにいじめるとか意味わかんない!人として終わってる!」
そう言うと手話で(見捨てていてごめんね怖くて言えなかった本当にごめん)と話してくれてMちゃんも(今まで気付かなくてごめん)と言ってくれました。
すると涙が出てきて止まらなくて、、、
気付いたら一緒にいるようになっていて私も明るくなって、今友達もいっぱいいます。
でもたくさん友達がいるけれど、
あのとき
私を助けてくれた5人は
誰よりも大切な友達です。
5人のおかげで私は今ここにいます。
本当にありがとう。
大好きです。