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長屋のじいちゃん

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名前:となかいんびー 投稿日:2015-06-23

おれには3歳上の姉と双子の兄がいる。

おれらが生まれる前両親と姉は長屋で3人仲良く暮らしていて、
隣の家にはとても気さくで優しい一人暮らしのじいちゃんが住んでた。

外国人のおれら家族にいつも優しく接してくれて、
おれらがうまれてからもみんな可愛がってくれた。

おれらがうまれて狭くなって自転車で20分離れた団地に引っ越したんだよ。
いつも会いたいって電話で言ったら自転車で20分くらいかけて来てくれてな。

じいちゃんには特等席があって、L字のソファーの角の一つ隣。
いつもその前にガラスの灰皿をセットしてティーカップにコーヒーの粉と粉ミルク、角砂糖1個入れて待ってた。

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じいちゃんの足音が聞こえたらお湯入れて灰皿の隣に置いて姉弟3人で笑顔でじいちゃんいらっしゃい、
来てくれてありがとうって迎えてた。

小さいおれはじいちゃんの好みの味がわからなくて甘すぎたり苦すぎたりして、
でもじいちゃんはどんなに甘くてもどんなに苦くてもおいしいでありがとうって言ってくれた。

小5になって父親の仕事の都合で隣町に引っ越してから会わなくなった。

しばらくしてからじいちゃんの身内から電話がきた。

じいちゃんが肺ガンで亡くなったって、
今まで仲良くしてくれてありがとうっていう電話だった。

でもおれにはじいちゃんが死んだっていう実感がわかなくて泣けなかった。

それから10年以上経った今日じいちゃんが夢に出てきた。
夢の中でおれとタバコ吸いながらコーヒー飲んで楽しそうにしてた。

起きたとき10年ぶりのじいちゃんに泣きそうになった。

じいちゃん、おれタバコ吸うようになったで。

コーヒーもブラックで飲むようになったで。

そう思いながらタバコとコーヒー持って泣いた。

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