名前:無名さん 投稿日:2015-01-29
287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/16(月) 22:51:08.46 ID:g2dsuKee0
ブラジルのサッカー選手を夢見る孤児たちを育てる団体に、カズがサッカーボールを送ったことがあった。
それも、200個ものボールを。 子供たちは、とても喜んだ。
しばらくして、やはりJリーグが同団体にボールを寄付することになった。
エージェントが現地へ赴き、少年たちにボールを渡す。
少年たちはやはり喜んだが、渡されたスポルディングのボールを見て
「スポルディングではなくて、メーカーは『カズ』が良かった。」
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「『カズ』のボールはとても使いやすかった」 と口々に言う。
Jリーグのエージェントは首をひねった。カズ?そんなメーカーがあっただろうか。
「これだ」と、手渡されたボロボロのボールを見てエージェントは驚いた。
すでにかすれてしまっているものの、ボールにははっきりとサインペンで
「夢をあきらめるな カズ」
と、現地の言葉で記した跡があった。
200個ものボール全てにカズは自筆のメッセージとサインを入れ、
それを子供たちは「カズ」というメーカーのボールであると思い込んでいたのだ。
シドニーFCに期限付きで移籍したカズは
地元サポーターや子供たちから暖かい声援を受け
すぐにチーム内に溶け込めることが出来た
カズは言葉の壁に不安を持っていたが
熱烈な歓迎でサッカーに言葉など必要ないことが
改めて実感することができた!!