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お父さんごめんなさい

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名前:ゆうじ 投稿日:2014-10-20

コピペでよくある始まり方だけど皆に知ってほしいから全部実話で書いていく。

俺は5歳の時に病気で母親を亡くした。
お父さんは俺を1人で育てたが、俺が16になったばかりの時にお父さんにも恋人ができて、結婚するとか言って俺にとっちゃ新しいお母さんになる人ができた。

俺は勿論大反対。なんかお父さんが母親を裏切った気がした。当時は俺も反抗期だったし許せなかった。

お父さんは「良い人なんだ、(母親の名前)の事も凄い自分の事のように悲しんでくれた人だ」と言ったが俺はどうも許せなかった

けど、俺は「お父さんはお母さんを裏切るんだな、俺の事は気にしないでもう一緒になれよ」と言った。

お父さんは俯いたまま「ごめんな」と俺に謝った。
俺には、そうです裏切るんです。とでも言っているように聞こえて本当の本当に許せなかった。
今までの16年間育ててきてくれた恩なんて一気に吹っ飛んだ。何だ?この男と思った。結局性欲で生身の女を取るのかなんて事も思った。

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しばらくして俺は高校を辞めてコンビニで稼いだ少ない給料で家を借りた。

家を出てから、一度も連絡を取り合った事がなかった。元気かな?とかは正直考えてたけど思い出す度にお父さんという認識では無く、母親を裏切った男として思い出した。

今は新しい女と暮らして幸せにしてんのかな?子供とか出来たのかな?なんて思うと吐き気がしたくらいだった。

そんな俺も23になり、彼女と結婚する事にした。家庭への憧れが強かった俺は早くに結婚して幸せになってみたかった。

だが彼女が結婚条件をだした。
お父さんに会いに行ってあげてという事だった。綺麗に心がスッキリしたらちゃんと結婚して式をあげましょうと言った。

俺は固まった。なんでこいつまでお父さんにこだわんの…って思った。
でもあまりの説得に俺は折れて結婚の報告だけ俺1人で行く事にしたの。

6年ぶりに会うし結婚報告しにいくのに俺、破れたボロボロのパジャマにしてたTシャツに下はスウェットで行った。
実家の鍵は家出た時からずっと持ってたから普通に開けて入った。

知らないおばさんがビックリした顔で突っ立ってた。
「あら、どちら様ですか?」って。
俺はこんなおばさんと結婚したのかよ…とか思って溜め息ついて、「息子です」と一言言った。
すると「あら息子さん!いつも話は聞いておりました。ヘルパーの○○と申します。」と言われて
俺は、ヘルパーかよ…身体悪いのか?と思い、部屋に上がり込んだ。

お父さんがベッドで寝てた。
一瞬誰だが分かんなかった。6年ぶりだからとかそういうのじゃなくて、身体痩せすぎ…骨すぎ…みたいな感じでビックリしたんだよね。53歳の身体じゃねぇだろこれ…って感じ。

俺「お父さん、久しぶり」
父「○○(俺の名前)!?」ってすげー顔でビックリしてた。

そんな弱ったお父さんの姿を見ても俺は何も思わなかった。酷い奴かもしれないけど本当に何も思わなかったんだ。パッパと結婚報告して帰ろう…くらいとしか思わなかった。

俺「てか俺結婚するんだわ。それだけ報告しに来た。」
父「そうか…おめでとう。あの時は本当に悪かった。」
俺「いや別に。お父さんは、どうなのあの時の女。仲良くやってんの?」

そしたらめっちゃ笑顔で、
「愛せなかった。だからお前が泣いて大反対した日からちゃんと別れているよ。」とか言ってきて、俺は予想外過ぎてビックリした。


そのあと、父の話を聞くと
俺のお母さんが自分が死ぬと分かっ
た時に手紙を父に残したらしい。

一部だけど、
「私が亡くなってしまっても、絶対に結婚して。○○(俺)には母親が必要だから。貴方みたいな男っぽい人はきっと料理も出来ないし、掃除もできないだろうから優しい人と結婚して。貴方と○○を包んでくれる人と結婚して。私に悪い…とかはいいから必ずです。お願いします。約束ですです。」と書いてた。

俺は泣きすぎて死ぬかと思った。
ヘルパーさんとかめっちゃアワアワしてたけど、俺は静かに泣いたあと、子供みたいに声あげて泣いた。

お父さんは「ごめんなぁ…」と謝った。

この人はお母さんとの約束を破ってまで、俺の為に新しい人と結婚しなかったのか。俺、7年間なにやってたんだ?この人ほったらかしにして何やってたんだ?この人7年間ずっと女作らなかったとか毎日ご飯どうしてたんだ?俺の事怒ってなかったの?俺酷い事めっちゃ言ったし7年間、貴方のことお父さんと思った事なかったのに、貴方は俺の事ずっと大切に息子とか思ってたりしたわけ?痩せてガリガリだし骨だし何なんだよ。


俺はお父さんに泣きながら謝った。

お父さんは「俺の方こそごめんなぁ…酒ばっか飲んじまって多分そんな長くないんだ。お前の事1人にするようで悪い。でも、そうか…結婚するのか…結婚式は出たいなぁ」

と言った。今でも鮮明に蘇る。そこから俺は毎日実家に通った。どんなに仕事が遅く終わっても電車で行った。終電を逃した日はタクシーで行った。ある日から病院で入院した。そこからは病院に通い続けた。

でもある日、病院から電話がきた。お父さんが亡くなったと。俺は頭が真っ白になって急いで病院に行った。とても綺麗な顔で生き返る気がして何度も医者に頼んだ。泣いた。

まだ若いじゃん、俺バカじゃん。本当にバカじゃん。7年間マジでただの無駄じゃん。もっと会えたじゃん話せたじゃん。
飲む酒の量だって控えろよって隣で言ってあげれてたら、そうだなって笑って飲むの辞めてくれてたかもしれないのに。

俺は後悔しかない。
落ち込みのあまり結婚も破棄にして、彼女とも別れた。今だに後悔でしかなくて俺も今はもう31だけどこうして2chに入り浸ってる。
この罪を一生背負っていく覚悟はできている。


お父さん、本当にごめんなさい。
許してください。

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