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祖母の手は温かく

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名前:無名さん 投稿日:2012-06-02

113 :ほんわか名無しさん :2007/04/20(金) 12:41:00 O


昨日の11時頃に危篤だと聞いて病院へ向かったんだが、病室で祖母を見たとき、痩せこけていて驚愕した。

祖母が目を開けた。

「久しぶりだね」と言って手を握ってやるとうんうんと頷いてくれた。

私だと分かったみたいだった。


114 :ほんわか名無しさん :2007/04/20(金) 12:45:19 O
祖母の手は温かくて、まだ生きてるんだと分からせてくれた。

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何だか嬉しくて鼻水ズクズクになって泣きながらもずっと手を握ってやった。

一緒に来てた母が、「とりあえず家で寝てきなさい」と言われても私は行かなかった。

明日学校があるのを無視し、ずっと祖母の近くに居た。

朝の4時くらいになり、祖母の血圧も上昇してたので私は一旦家に帰った。

そして9時くらいまで眠った。


115 :ほんわか名無しさん :2007/04/20(金) 12:51:56 O

起きて支度をし、祖母の部屋を覗いてみた。(私の家には祖母も住んでいた)

畳の匂いと祖母独特の匂いが混ざりあって、懐かしい気持ちになりまた泣いてしまった。

『少しでも長く生きてくれますように…』と祈って。

私は病院へと向かった。

まだ大丈夫かな、と思って、元気だったら何を話そうなどとバスの中で考えていた。

病院に着き、祖母の病室まで来るとある変化に気付いた。

病室の扉が空いている━━。

中へ入ると一番に目に飛び込んできたのは、祖母が眠っている布団の上に乗っている花と子供からのメッセージカードだった。

瞬間、祖母が死んだんだと確信した。


116 :ほんわか名無しさん :2007/04/20(金) 12:58:03 O

祖母と母は仲があまり良くなかった。

私の家は母子家庭なのだが、血の繋がらない母は祖母の今後の介護の面倒を見るのを嫌がっていた。

一層祖母との距離を置き出したのは去年の10月くらいで、ふとしたキッカケが原因だった。

そこから一緒に食べていたご飯も食べなくなり、一緒の家に居るのに他人のような扱いだった。

しかし、私は祖母のことが大好きだった。

母には嫌がらせまがいのことを時々してたみたいだが、私には昔遊びを教えてくれたり、仕事場で作ったお菓子などを分けてくれたりした。

祖母は近所の人とも仲が良くて、人に好かれる性分だったのではないかと思っている。


117 :ほんわか名無しさん :2007/04/20(金) 13:04:16 O

祖母を家で敬遠し始めてから、私の兄弟も祖母と口を聞かなくなっていった。

4月の始め、兄が上京するのに兄は家を出るとき祖母に挨拶をしなかった。

私はそれがとても悲しかった。

挨拶くらいすればいいのに、と思った。

悔しかった。

祖母は幸せだっただろうか、と考える。

確かに頑固な部分はあったが、よく笑い、話し、尊敬する人物だった。

最後に会ったとき、うんうんと私が来たことを分かってくれた仕草と体温が、まだ残っている。


大好きだったおばあちゃん、安らかに━━━。



そして、ごめんなさい。




乱文&長文スマソ

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