名前:もん 投稿日:2011-09-03
18歳になり、高校も無事卒業し、故郷を後に社会に出て数年。
一人暮らしを始めて改めて思い知る生きることの大変さ。
生きるために稼ぎ。
生きるために掃除したり、食事を作り。
母の偉大さを、父の偉大さを身にしみて痛感する。
自分の中ではどうしようもない気持ちを両親や、姉弟、親戚や、故郷の友人に話す。
それだけで救われるのにも関わらず、皆は励ましや、叱責をくれる。
こんな自分の為に元気を分けてくれる人がいることに心底有り難く思う。
SPONSORED LINK
一児の父となり、不安も付き物だけれど、家族は喜んでいつも迎えてくれる。
亡くなった祖父や、曾祖母もいつも自分を優しく迎え入れてくれた。
どんなに辛くとも、家族は逞しく、優しく、時に厳しくいてくれる。
何気なかった日々が、今になって有り難くてしょうがないこの頃。
いつか、いつの日かお別れが来てしまうその前に、今の自分にできる恩返しをしたい。
今も目を瞑ると、寝たきりになって、眼も悪くなってしまった曾祖母や、身体が弱くなっていく祖父が見せてくれた最高の笑顔が映る。
自分もいつか旅立つ日は来るけど、家族や誰かの瞳に最高の笑顔を残していけるように『今』を精一杯生きていきたい。
そして、願わくば最高の笑顔で見送るときも、そうありたいと想う。
『ありがとう』と心からの言葉を添えて…。