お母さんの笑顔が
大好きだったから…
嫌いになれない
だけど私が、『彼』の
存在でありたかった…
そういう矛盾した心が
汚い自分が、大嫌いだった
完全に横路にそれて
心が汚くねじ曲がった
私の周りにはそういう
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人間しかいなかった悪くなるのは簡単だったし
人を殴ったり殴られたり
悪さを繰り返したり
中3で私は半年に
2回捕まった。
悪くなりきれない私へと
主犯格で共犯で
いけないと思いつつも
止められなかった
足が震えても
びびりでも
抜け出せなかった
1回目
何度も面会に来てくれた
お母さん「なんで、どうして」って
ガリガリになって
目の下くまつくって
もともと小柄で細いのに
体も弱くて…、だけど
可愛くて…自慢のママが…
だけど、ごめんねって
言えなかった
私のこと忘れて
ママは幸せになって
私、どんな処分でもいい
少年院からずっとでれなくていいって思った
だけど保護観察で
家に帰った私は
すぐに家出した
「久しぶりに義(彼)と
ママと私で
ご飯食べようね」って
怖かった…
私が壊した空間で
邪魔なのは私だけ
もう戻れない気がした
戻れない気がした
だけど毎日メールをくれた
「みか、みかの好きな
ハンバーグ作ったよ
ちょっと焦げちゃったけど…
みかならいつも
ママなんかが作った料理
世界一美味しいって
食べてくれたよね
待ってるね」
「みか、今日は寒いね
風邪は引いてませんか?
みかは体が弱いから心配です
話すのがそんなに
嫌だったら…、
せめてメールの返事
だけでもしてください
みか、ごめんね」
「みか、今日は
早く帰れました
一人ぽっちって
寂しね…、
みかもこんな思いを
ずっとしていたんだね
ごめんね、みか
会いたいです
どこにいますか?」
「みか、話をしたい
みかの声が聞きたいよ
みかの小さな声を
聞き逃し続けてしまって
ごめんね…。みか
ママずっと待ってるね」
辛かった。だけど
逃げたかった
一番謝らないと
いけないのは、私だよ
一番卑怯なのは、私だよ
